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アラキドン酸とグルタミン酸の役割

グルタミン酸といえば、中学の家庭科で習う旨み成分のことです。
昆布だしにはグルタミン酸が豊富に含まれ、その味は世界でも注目されています。
そんなグルタミン酸ですが、味の決め手になるだけでなく、わたしたちの体にとっても重要な働きをすることが最近の研究で明らかになってきました。
グルタミン酸は、もともとたんぱく質の構成物質です。
そのたんぱく質から離れたグルタミン酸単独の形でも体内で働くことが明らかになったのです。
そして、その具体的な働きとして、たんぱく質の合成や分解、尿素の合成といった体内の生理現象を手伝う働きがあります。
さらに、グルタミン酸は脳内で活動をしていることも明らかになりました。
ただし、脳内で神経伝達物質として用いられているグルタミン酸は食事で摂取したグルタミン酸とは異なります。
食事で摂取したものが脳内に運ばれて認知や記憶、学習に役立つというわけではないのです。
この点については、同じく脳内で役立つアラキドン酸とは性質が少し異なります。

アラキドン酸の研究も始まってからの歴史が短く、まだ解明できていないことがたくさんありますが、これはグルタミン酸についても同様です。
特に、グルタミン酸は脳の神経伝達に関わるものです。
実は、この神経伝達のような脳のシステムに関する研究は、その研究方法が確立されておらず、まだまだ未解決のことが多いのです。
そのため、脳内のグルタミン酸についてもまだ詳細はほとんど分かっていないのです。

現段階で分かっていることの一つに、アラキドン酸同様にグルタミン酸も過剰摂取は体に良くないということがあります。
グルタミン酸が多く含まれるのは昆布だしです。
この昆布には、ヨウ素が含まれており、摂りすぎると甲状腺の機能低下につながります。
最近、昆布にダイエット効果や生活習慣病予防の効果があるとされ、昆布を摂ることが良いことが注目を集めていました。
この昆布を用いたダイエットが紹介されるたび「毎日の摂取量を守りましょう」という注意書きがされていたのはこのためです。
アラキドン酸同様に摂取の際は、1日の目安http://www.frontierelec.com/tyuui.htmlをきちんと守るようにしましょう。